二匹の犬に近寄って、ちょいとご挨拶。
良い天気だね。
可愛い目をしてますな。
「太陽」は高層ビルにも下町の屋根にも降り注いで、その中で生活する様々な者に、暖かさを平等にもたらしている。
ミュージシャンの父が亡くなって八年。
みんなから愛された父は、オレにとっても太陽の様な存在だった。
今でも心の太陽だ。
父がこんな存在でなかったら、オレもとっくに歌なんかやめてた。
太陽をモチーフにした歌は数えきれないほどある。
なかでもS.ワンダーのPLACE IN THE SUN を聴くと泣ける。
中年の涙は醜い。
が、
メロディが心にぐっと迫ってきて、想像力やいろいろな気持ち、哀愁なんかが刺激されるのだ。
弱い部分がとめどもなく、解放されるのかなあ。
テーマに、曲名に、全知全能の太陽を使いながら、なんぢゃこりゃ。
まるで反対のイメージ。
しかも、当時のラジオミックスの都合かどうか、すごく短い曲に仕上がっていて、何か物足りないやら淋しいやら、しゅうしゅうの付かない気持ちになってしまう。
計算かよ。
あえて云うと、五臓六腑のどっかが足りない様な感じ。
だから、兎に角、突っ張った気持ちで聴かなきゃ泣けてダメなんだな。
想像力を刺激する音楽。
オレの音楽も、そうでなくっちゃダメなんだな。
聴いてくれる人はどんな気持ちなんだろう。
犬くん達、
たぶんポチとペス
また何処かで。
リュウスケ
0 件のコメント:
コメントを投稿