地下道や建物のなか…
できれば、クーラーのよくきいたデパートなんかをたくみに利用して、そのなかを抜けては出て、目的地まで行きたい。
と、切に思って腕を組んで思案する。
こんなこと思案するより、ほいと、歩き出したほうが早い、と、思うものの
そこら、思っていたより日差しは厳しく、車のだす熱やらアスファルトを焼く熱風やらなんやらで、不気味な明るさに揺らぐ街の気温は上昇の一途をたどる。
そう簡単に、歩き出せるものではない。
木陰に立ち尽くして、死ぬる…って呟きながら、歩き出そうかどうか、冴えない頭に汗をかいている
ヒートアイランド
陸の孤島
もっとグリーンを!
遭難した気分だ
したことないけどな
便利!目的地まで行ける涼しげコースアプリ登場
あったらええな
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