2010年1月2日土曜日

豪放磊落

不景気だ不景気だ、仕事が無い仕事が無い、デフレやねんデフレやねん、などと右往左往する日本。

なんの関係も無い事ですが、気になってる言葉があります。

豪放磊落

なんとも気難しそうなルックスに反して意味は明け透けに分かりやすい。

しかし、いちがいにそうゆーふうな事で気になってる訳じゃない。
実はなんとなくこ奴、繊細かつデリケート(同義語やん)な日本語の深さがあり、味わいがあり、曖昧さがあり、いやらしさがある。


豪放磊落
ごうほうらいらく

気持ちが大きく、小さい事にこだわらないようす。

四字熟語辞典より

あなた、そんなに単純化していいのですか?


例えば、もう少し深く考えてみる。
スポーツや選挙など、いわゆる勝負事において勝者がテレビなんかで豪放磊落に振る舞えば節操の無い人だなんて事になり、敗者が振る舞えば痛々しいだけだ。

前者は日本人の美意識に反してるのかな。
後者はまわりの人間があんたに気を使って損をした、なんだ実力が無いくせにその態度は。
なんて事になる。


では、いつだれが豪放磊落に振る舞えば良いのだろう?

過去の人、つまり故人なんかを偲んで使うことがありそうだけど、そんなに友達は死なないし。
もっと使いたいし。
あんまりだし。


あの人は豪放磊落だ、、
ある程度の権力を持ってる人間が似合う。
そして悪口にも誉め言葉にもなる。
結論的に、やはりひじょーに深さがあり、味わいがあり、曖昧さがあり、いやらしさがあるのだ。


正月からオレはなにを書いてるのか。
つまらぬ人間である。


写真はあくまでもイメージ。
せめて正月、汚いものはなるべくさけたい。

リュウスケ

0 件のコメント:

コメントを投稿