京都時代だから、ずいぶん前の話である
ある私鉄の駅にて
女子高生が電話をしてた
もしもし、いまから帰る
いま?
『たんばば』
ぎょっとして、女子高生を見てしまう
『たんばば』とは?
モノスゴク汚いものを想像してしまうではないか
ネバネバしてる感じの
しかも、うら若き女子高生がナニを言っているのか?
家路に帰る人たちでごった返している駅のホーム
何人かのサラリーマンも二度見をした
女子高生は意に返さず話を続けている
ふと駅名を見ると
『丹波橋』とある
なるほど、そうか
と思った事を、いまだに覚えている
たまにふと思い出す
なぜだろう、ホントにふと思い出すのだ
なにかしらココロにトラウマとして残っているのかな
しかしやね
マクドナルド→マクド
お好み焼き→おこの
ならまだしも
『たんばば』の『し』ぐらい言えよ!
略す意味がすでに違ってきてるとしか思えない
チンゲンサイ→チンゲ
みたいに、スキあらば笑いを取ろうという、関西人の貪欲さが見える
まあ、この女子高生
家族すら笑わせてやろうと云う根性に敬意をはらわずにはいられないが
このトラウマは死ぬまで覚えてるのかな
良い一日を
リュウスケ
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