北参道〜鳩森神社

早めに用事がすんだので、原宿さらばと北参道へ。
文字どおり、明治神宮へ参るために敷かれた北側の参道である。
今は昔。平成時代
コンクリートとはいえ、明治神宮へ詣でる幾人の参拝者、その他の健脚に踏んづけられた事でしょうか。
そうして固まった『道』を我はゆくのである。ロマンだ。

しかしこの参道、表参道に対して、ちょっと微妙な、というか、マイノリティな雰囲気をもった名前の参道である。
へえ。北ですか？
どうなんすかね？
南参道ってのもアリっすかね？

では西や東もアリっすね？
否、そんな参道無いじゃないか！


しばらく考える。
表参道に真っ向勝負な裏参道！
と言わず、北参道。
反体制〜パンク、ならば
この場合ニューウェーブなのですか。
ま、そうゆー事にして。
その『新波』（英訳）な道をサッソウとゆくのである。

ここまで能書きをうたいながら、ワタクシの目的はというと
実は『鳩森神社』へ行こうとしているのでした。
明治神宮とはなんの関係もない。
ことはないかも知れんがっ。

とにかく、鳩森神社に鎮座している
『将棋堂』へ行きたかったのです。

参道については
また今度考えたい。

将棋堂とは、あの将棋の神様
故、大山康晴十五世名人と山形の駒師、香月なにがしさんにより製作され、奉納された、1m20cm もある巨大な王将を奉納するために建てられた、ありがたーいお堂なんです、よっ。

今年、まだお詣りしていないので、てくてくと歩いて行くことにしたのでした。
日陰の日陰？には、いつだか降った雪がまだ寂しげに残っている。


つづく。