少し涼しかった今朝
ベランダをふと眺めると、朝顔の花がひとつ、ラッパのような花びらを晩夏の空に広げていた
僕は奇声とも唸りともつかない声をあげて、嬉し嬉しと雀踊りした
したのはいいが、足の小指をタンスの角へぶつけてしまい、悶絶すること5分
こんなときぶつけるのはだいたいタンスなのだ
しかし、聞こえて来るトランペットフラワーのファンファーレ
高らかと!
小指をさすりながら僕はしばらく痛みを忘れて虚空の音色に陶酔した
こんなに立派に育ってくれるなんて嬉しくて涙が出る
もちろんタンスのせいじゃない、心から喜んでいるのさ
花咲く日は、いつも突然訪れるのだ
うおー!
悦に入る前に観察記を振りかえりたい
種まきから始まって朝顔の試練は数知れず
台風の被害、灼熱の太陽
怠慢による水不足
また、怠慢による水分過多
しかし朝顔は着々とこの日のためにチカラを蓄えていたのだ
人知れず、リュウスケ知れずに
念願の開花
感慨無量である
ちょっとした人生の縮図
切なくないコトはない
季節がココロを染めて
過ぎてゆきます
さあこれからどうしよう
種ができたら来年も育てたい
良い週末を
リュウスケ
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