道路は濡れて
客待ちタクシーのライトが綺麗だ
赤いのやら黄色いのやら
青いのんもあった!
いや、青いのは信号の色
こんな夜は好きだ
夜空は厚い雲に覆われて
僕の街全体を包んでいる
暗い夜道を歩く
そういえば、15才のころ
初めてつくった曲
こんな情景を朗々と、淡々と、唄った、なんとも不思議な曲だった
あまりにも無意味で、曖昧模糊とした曲だったので、陽の目はみなかったけど、今夜、その曲を思い出したりして、なんとなく穏やかな気分だ
そのころからこんな夜は好きだった
雨はやんでいる
傘をぶらぶらさせて帰る
部屋について上着を見たら
きらきらと雨粒が付いていた
雨、降っていたんだね
リュウスケ
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