2012年3月27日火曜日

八雲たつ…

早春の緑道を折れると
長い参道が現れた
氷川神社だ

このあたりの地名は『八雲』
九月には
スサノオノミコトが
ヤマタノオロチを退治した
その様子を舞う行司があるとか…
へ~。
それで、ここらは『八雲』ってのか

八雲
確か『古事記』に…
家に帰って調べてみた

スサノオが
出雲に須賀の宮を建てた時
その地から大きな雲が沸き上がって
その雲を見て詠んだ歌がある

[八雲たつ 出雲八重垣 妻籠みに
八重垣作る その八重垣に]

なんだかよくわかんねー(笑)
けど、怪物退治の英雄が詠みそうな?
感じ出しとるね
エロチックな雰囲気もある

とくに私
最後の七七が気に入ってる
頭が良いのか悪いのか
格式があるのやらないのやら
味わいと可笑しみが同居してる
タモリっぽい(笑)

話がそれてしまったが

なにげなく『八雲』って地名を
見過ごしてたけど
なるほど、意味があるんだ
と思ったねえ

しかしやね
日本人のテキトーさとヒョーキンさ
それを私の推理に加味すると
正確なところ、
ほんとに氷川神社の行司が先か?
へへへ、地名に乗っかったっす
なんてこと有りそうで
あやしい気もする

出雲大社系ならば
疑う余地はないのだが
…まぁよろし

『古事記』には
「八」という数字が溢れかえってる
八百万、八雲、八重垣
八千矛(やちほこ)
八咫烏(やたがらす)
八尺鏡(やたかがみ)
大八島(おおやしま)
われらがご先祖さんは「八」に
神聖なパワーを感じてたみたいだ
ラッキーセブンではなく
これからはラッキーエイトって事だ

ハナモゲラ…ハナモゲラ…
日本語ってつくづくエエな

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