2013年11月30日土曜日

よろけた散歩#2

うという事で、
よろけた散歩#2だよ!


なんでも、ねずみ小僧の白い粉、賭け事なんかに御利益を発揮するとか。
年末ジャンボでも買ってみようか。
あま〜い夢。
ぐるっと見渡せば、近くに『納骨堂』があるではないか!三階だてくらいの立派な建物で、石と煉瓦の重厚な造りだ。
鉄の扉の鍵が空いてる。いちおう解放してる感じ?
にやり…。
イタズラ心で入ってみた。
扉がぎいいいと閉まるパターン…

これがホントのお化け屋敷だーーーーーーーー!
あくまでも、胸につぶやく。

静けさのなか、妖しい『気』が漂ってる。じょじょに俺の目も暗闇に慣れてきて、なかの様子がうかがい知れる。
まるでマンションのよう、たくさんのオコツが整然と並んでいる。

すごいパワーだ…
地の底から声が聞こえてきそうだ。
天国かい?地獄かい?あの世の様子。知らないけど本当にビビっているよ…。
(ミタヒデキ心霊写真ヨリ)

あかんあかん
これは『よろけた散歩』であって、ミステリーツアーでない。
はからずも、パワースポットを引き当ててしまう二人。
さすがだ……?

ちなみに、一般的にいうパワースポットではないよ。僕らでいうところの黒いパワースポットだよ。
よいこには、、おススメしないヨ。

無言でヒデキ君と納骨堂を出る。
また、ぎいいいと閉まる。

外はさっきより薄暗い。
ざらりざらりと落ち葉を踏んで歩く
猫が居る。

そんなパターン。

いやはや、重い重い。
よいこは真似しちゃ駄目だよね。
興味本意で死者の霊に触れたら駄目だよね。

回向院は水子、ペット供養、などの石塔も立ち並び、ここはまさに、ミステリー的パワースポットだった。

まあしかしだ。
このままでは重た〜い空気にあたりそうだ。
次の目的地は神社にする。
いつもの流れだ。
そこでパンパンっ!して、一息つこう。と、なった。
陰陽を使い分けるのだ。
おれたちゃくろーとなのだよ。
神様仏様。

地図を調べると…
江島杉山神社というところが近い。
先を急ぐわけでもないが、さっそく行ってみますか。


やはり、江戸を歩けばミステリー。
ちょっとした冒険に出くわす二人。

江島杉山神社からの〜
よろけた散歩#3
お楽しみに〜

2013年11月25日月曜日

よろけた散歩#1

ヒデキ☆リュウスケの
おとぼけdeミステリーツアー
よろけた散歩の巻き
両国辺りを徘徊す。

おはようございます。
ヒデキ君と待ち合わせ。

前回の忍者豪雨はいったいなんだったんだろう?泣く泣く、ルートを廻る事を諦めさせたあのレイン。

そう、あのポーリン. レイン。
(YouTubeおとぼけdeミステリーツアー2巡目その七検索)

しかし、今日。
風は冷たくなったものの、明るい秋の空に男たちは爽快な気分。
いいぇーい!てなもんじゃ。

江戸博物館でうっとりする予定だったけど、せっかくの晴天なので歩こう。
プロローグはざっとこんなんです。


いままで、観光案内所なんてのは避けてたけど、なんとなく寄ってみる。
そこでオススメスポットを聞くと、女性の方に『スタンプラリィ』なるものを進められた。

たのすぃーよ!って。

半信半疑だが、ままよ、その提案にのっかってみた。

二ヵ所のスタンプを集め、江戸トートバッグなるものをゲッチュ!
老舗のあられ屋さんと、ここの案内所のスタンプだけで済んじゃったもの
笑いが止まらん。

こりゃまた素敵!なバッグですな。
ことのほかはしゃぐ二人。
パンフレットが丁度入っちゃうね。
わいのわいの。
と上機嫌です。

でもやはり、先をいそごう。
すべて案内所の言いなり?そんなもの味気ない。
俺達の冒険に安全はいらねえさ。
っと回向院。


お相撲さんの歴史を学び〜の、ねずみ小僧の墓参り〜の。なにやら怪しい石を削って御利益をたまわる。

鼻息荒く削り取った白い粉をビニールパケに入れる。
そいつをつねに財布かなんかに入れて持ち歩け、と言うことなのだが、それ、怪しいでしょうがっ。
それでなくとも、職務質問されやすいってのに!

おっとあの建物は?
共同納骨堂?

よろけた散歩。

銀杏の大樹が、こっちと誘う。

我々の冒険は続く。
http://otoboke-mystery.jimdo.com/

よろけた散歩#2を待て!

2013年11月5日火曜日

美術館にて

原宿にある太田記念美術館
『笑う浮世絵』
〜戯画と国芳一門〜

大胆で繊細。
古今東西、変わらぬポップアートの世界を見た。
風刺とアイロニー。
江戸の戯画と現代のアニメ。
同義語である。

豊かな感情と精神があるからこそ産み出されたのだ。

鎖国により、江戸の文化は熟成して開花した。素晴らしいでは無いのか?
学校では教わらなかった事だ。

時代は変われど、現代のアニメが海外で受け入れられる意味がわかった気がする。

さあ、この秋。
豊かな感情と精神が産み出した日本の文化を愛でようではないか。
俺は、るいるいと感動した。


帰り道。
街中にあふれかえる広告。
欲望をあおるだけ煽る。
ふと。
偽りとうわべの『韓流ブーム』に寒気を感じた。。。


原宿の駅は、身動きもとれぬほどの人だ。息苦しい!
まあそれは豊かな感情と精神で、許す。

幸あれ。